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  • 「元府大職員」近左さんインタビュー
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今回お話して頂いたのは「学生生活の手引」の発行者であり、また府大のキャンパスストリートの生みの親でもある、近左康弘さん。残念ながら今年3月いっぱいで退職されたのですが、府大を支えてきた一人ともいうべき職員さんにインタビューです。

Q.まずは普段のお仕事について聞かせてください。

今は入試室で経済学部担当として学部と大学院の入試事務を行っています。例えば募集要項の発行、出願の受付等から、入試当日の段取り、そして合格発表後の入学手続きまで入試業務に関わること全てをサポートしています。
今の部署に配属されるまでには、大学のイベント、例えば友好祭や白鷺祭の段取りを組んだり、部活動の活発化のための手助けをしたりなど、学生が課外活動を行いやすく、そして学生たちにより楽しんでもらえるように、裏方として動き回っていました。

⇒職員の方たちのおかげで私たちが快適に学生生活を過ごせているのですね。まさに縁の下の力持ち的存在です。

Q.大学に通いながら仕事をしていたと聞きましたが?

はい、そうなんです。40年前はあまり豊かな時代ではなく、私の家庭も昼間の大学に行けるような環境ではありませんでした。でも、どうしても大学に行きたかったので、夜間の大学に通うことにし、昼は大学の授業料を稼ぐために働くことにしました。

Q.どうして大学の職員というお仕事を選ばれたのですか?

就活の時に民間企業も受けたのですが、安定している職業ということもあって、公務員を選びました。大学で働くのを決めたのはすごく単純な理由なんです。大阪府の公務員は勤める前に一般行政、大学、警察の中から就きたい職の希望が出せたんですが、大学に行きたかったというのと大学で勤められれば休憩時間に図書館で本でも読めるかな(笑)という軽い気持ちで希望を出した結果、それが通ったというわけです。そして初めての配属先がこの大阪府立大学でした。

Q.ということは、府大でずっと勤められていたのですか?

いえいえ、外部にいたこともありますよ。初めは府大の経済学部担当で、そこから府大内でいろいろな部局に移動し、そのあと8年ほど外部に転勤しました。それからまた転勤になり、大阪府立大学に戻ってきたのです。偶然にも初めに勤めていた経済学部の入試担当に配属されたんです。

⇒初めに勤めていたところで最後に勤められるなんて憧れます!

Q.初めに勤めていた頃の府大と今とでは何か違ったことはありますか?

今の大学全体に言えることかもしれませんが、人間らしい交流が減りましたね。昔は教職員や学生が一緒にソフトボールをしたり、学内の掃除を年に一回実施したりなど、お互い関わり合うことが多かったんです。その一方で大学が華やかになってきたというのもありますね。初めのころは男子学生ばかりで女子トイレはほとんどなかったんですよ。最近、看護大や大阪女子大と統合したことで大学全体がかなり明るい雰囲気になってきましたね。

Q.府大生について何か思うことはありますか?

まず第一に言えるのは、優秀な学生が多いということですね。大阪府立大学は全国の国公私立を偏差値順に並べると20番から25番の中に入る大学です。学部間に違いは多少あるにしても、全国でそのレベルの大学にいるわけですからね。これははっきり言えることだと思います。しかしその反面、自分から積極的に物事を進めていくことを苦手とする子が多いというのもまた事実です。先生に言われたことをそのまま受け入れて一生懸命頑張ってきたという子が多く、小さくまとまり過ぎています。自分で何かを切り開いていくようなタイプの学生が非常に少ないですね。

Q.学生時代に是非やっておいて欲しい!!という事はありますか?

男女を問わず色々な発想を持つ人と交流して、自分の人格形成に役立ててほしいです。それから、課外活動に積極的に参加してほしいです。これは私が大学に勤め出した時から一貫して思ってきたことでもありますね。
特に府大生に限って言えば、大阪府立大学という所がどういう所なのかを歩いて回ってほしいです。これだけの大都市の中でこれだけ大きく、平たんな敷地を持つ大学は非常に珍しいのですから。

⇒なんと府大の敷地は甲子園球場の12倍もあるそうです!!

Q.それでは最後の質問なのですが、定年退職となった今、思うことはどんなことですか?

まずはこのように一所懸命に働くことができる場が与えられたことに感謝したいです。今まで大変なこともたくさんありましたが、改めて思い返してみると、楽しいことばかりが思い出されます。仕事をした42年間はあっという間に過ぎてしまいましたね。明日から何をしようかと思っているぐらいですから。

近左さん、お忙しい中ありがとうございました。私たちは多くの人に支えられているということを改めて実感させられました。府大ナビも府大生を支えられる存在になれるようにもっと成長していきたいと思います。

(文責:ひーちゃん、よっすぃ~)

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