活動人

☆学生ステーション V-MATEインタビュー☆

みなさんはボランティアに興味を持たれたことはありますか?「ちょっとやってみたいかも・・・」と思ったことがあるけれど、何をどう始めればいいのかもわからないし、特にきっかけもないまま、何もせずに終わっちゃった(汗)そんな経験はありませんか?そんな学生さんを応援しているのが今回お話を伺ったV-MATEさん。いったいどんな活動をされているのか、じっくりお聞きしてきました♪


  • ~インタビューイ紹介~
  • 代表:松居勇さん   人間社会学部社会福祉学科5回生
  • 副代表:榎本奈夕さん 人間社会学部社会福祉学科3回生


Q1.「学生ステーションV-MATE」の名前の由来は何ですか?

(松居さん)実は立ち上げ時は今の名前ではなくて、ちょっと格好悪い名前だったんです。他のボランティア団体も「~大学ボランティア相談室」とか、固い名前のものが多いですよね?そこで格好いい名前に変えようと思い立ち、以前自分が関わっていた別団体、「t-MATE」から名前を引っ張ってきて(笑)Vはボランティア、MATEは仲間、ということで「V-MATE」。この名前なら格好いいんじゃないかと。「ボランティアをする仲間」の輪をどんどん広げていきたい、というメッセージを込めてこの名前に決めました。
「学生ステーション」の方は、立ち上げ当初から大事にしてきた名前なんです。立ち上げ当初は、ボランティアというものにこだわらず、学生同士で集まり、意見交換して新しい考えを作っていくことを目的にしていたんですよ。学生が立ち寄り、旅立っていき、そしてまた帰ってくる。そんな団体を目指して、学生の「駅(ステーション)」に例えたことから生まれた名前なので、ずっと大事に守ってきています。

(よっすい~)団体の名前って、それほど重要じゃないように思えても、実は活動内容の根幹を突いているものですし、強いメッセージ性が込められていたりもしますよね。

Q2.普段どういう活動をされているのですか?

(松居さん)自分たちは、大学ボランティアセンターという機関を府大に作ることを目標に活動しています。大学ボランティアセンターとは何かと言うと、ボランティアの力を求めている地域の人たちと、「人の役に立ちたい」「何かやってみたい」と思っている学生とを結びつける仲介機関のようなものです。
実際の活動内容としては、学生さんがボランティアを始めるきっかけ作りのために、季節に1度、ボランティア先の方に直接来てもらうなどして、ボランティア活動の紹介をしています。
その他にも、そもそもボランティアとはどんなものなのか?ということを知ってもらうために、特別ゲストをお呼びして、普段聞けない貴重なお話を聞く機会も設けています。前回はNPOの方に「働く」ということについての講演をしていただきました。
学祭でチャリティー模擬店を出して、模擬店の売上を寄付する、といった企画も行っていますよ。学祭だったら学内行事ですし、お祭り気分でみなさんにボランティアに参加してもらえればいいな、というのが狙いなんです。

⇒この前の七夕祭でも模擬店で「ボランティア焼き」をやります、と話されていましたが、さてさて、一体何が売られていたのでしょうか?^^

Q3.他の活動との両立はできますか?

(松居さん)部活とは違って、絶対に出なきゃいけないというわけではないので、自分の行きたいときに行けばいい、という感じなんです。自分たちの団体は関わり方がけっこう自由なので、基本的には個々人の主体性に任せています。他の部活とかけ持っている人もいますよ。

(よっすぃ~)個人の主体性に任せているところは、僕たち府大ナビともけっこう共通していますね。自分が活動以外で興味のあることにもどんどん挑戦していくことで、それがまた自分たちの活動に思わぬ形で活かされたりしますしね。

Q4.メンバー間の雰囲気はどのような感じですか?

(榎本さん)「こんなにいろんな人がよく揃ったな!」っていうくらい、違ったタイプの人がいますね。代表はすべてにすごく熱いです。熱いメンバーとそこまで熱くないメンバー、どっちもいてますが、私も熱い人に感化されたりしますしね^^

(松居さん)どちらかといえば自分は勢い重視のタイプで、あまり細かいことを考えずに突っ走る方なんですよ。ついてこい!とも特に言わずに走ってしまうので、後ろからまとめる人がいないと訳のわからないことになりそうですね(苦笑)

(よっすぃ~)僕の場合は後ろから背中を押すタイプなんですよ。代表とか、団体のまとめ役って、勢い先行型の人と後ろから支える人の両方いる方が何かとまとまりやすいですよね。

(松居さん)ここまで話してきて、何だかすごく熱い団体というイメージを与えてしまっているかもしれませんが、中身はそんなこともないんですよ。

(榎本さん)ほわほわしてますよ^^

(よっすぃ~)あれ?「ほわほわ」ですか?(笑)

(松居さん)節度のある人がいなかったら、会議のために集まった時でも、「その前に、まずはご飯作らなきゃー・・・・・あ、そういえば会議してなかった!」みたいなこともあります(笑)みんな仲良しですよ♪

Q5.活動していて辛いことはありますか?

(松居さん)ないですね、ありません!自分は「俺は行くぞ!」っていう、勢い先行型のタイプなので(笑)

(榎本さん)その代表の勢いに乗りきれないときですかね・・・(笑)しんどい時に、「やってくれ!」と言われるとちょっと辛い時もありますね(苦笑)でも、いつも乗せられてしまうんですよ^^;

(よっすぃ~)それでも皆さんが松居さんについて行かれるのは、やっぱり魅力があるからなんでしょうね♪僕は1回生の頃から府大ナビで代表をしていますが、自分だけが進みすぎていて、周りが思うように付いてきてくれず悩んだ経験があるんです。

(松居さん)自分としては、自分が引っ張っているというふうにはあまり感じていないんですよね。個性がバラバラでも1つにまとまっているのは、自分たちがやろうとしている目標に、何かしらそれぞれが意義を感じているからなんだと思います。

Q6.お二人も実際にボランティアをしているようですが、始めようと思ったキッカケは何ですか?

(松居さん)実は、そんなに大きなきっかけというものはなかったんです。「ボランティアの対象者のことを考えて」とか、「人のために何かしたい」という強い意志を持っていたわけでもありませんでしたし、本当に軽い気持ちがきっかけだったんです。障害者を持っている方のところへボランティアに行ったこともありますが、これまでの人生で関わったことのない人たちだったので、この機会に行ってみないと一生関わることもないかもしれない、という気持ちからでした。自分のなかで、ボランティアに対する凝り固まったイメージというものがなかったからこそ、ボランティアに行ってみよう!と思い立てたのかもしれませんね。

(よっすぃ~)最初はなんとなく始めたことでも実はすごく面白かった、ということもありますもんね。そういう意味でも、やっぱりきっかけがあるってことは、すごく大切なことですよね。

(榎本さん)私は、以前まではボランティアは自分とはかけ離れた世界のものだと思っていました。でも諸事情で高校を辞めてから、いろいろなことに疑問を持ち出し始めて・・・。自分の中でいろいろと試行錯誤していくうちに、ボランティアに関しても、「一般的には良いことだと言われているけど、本当にボランティアって良いことなのかな?」と感じるようになり、何でも実際に自分でやってみなければわからないという考えから、ボランティアをしてみようと思い立ちました。
・・・それに、ボランティアを通して自分の生き方も見つけられそうかな?って♪

Q7.ボランティアをしていてどういうところが楽しいですか?

(松居さん)人との交流関係が広がるところですね。他学部や他大学の人との繋がりもたくさんできましたし、やっぱり、同じ活動をすることで、それについて熱く語り合える仲間ができたのは大きいですね。活動で関わっている子供たちや障害者の人たちにしても、「尽くす相手」ではなくて、その人たちも含めて「みんな仲間」って感じですよ☆

(榎本さん)障害者っていう響きには「かわいそう」「何かしてあげたい」っていうイメージを持ちませんか?でも、そうではなくて、障害はその人の個性のうちの1つなんだ、もっとこの人にはいろいろな面もあるんだ、ということなどが活動を通して感じられますね。

(よっすぃ~)普段の生活の中でも、自分が最初に抱いていた相手のイメージって、けっこう違ってきたりしますよね。その人と時間をかけて接していくうちに、だんだんとその人が見えてくるというか。

(松居さん)心の中で「おや?」と、自分の中で引っかかるような体験を何度も繰り返していくうちに、偏見や決め付けのような固定観念を持っていたことが勿体ないと思うようになりましたね。以前は、あれは自分とは関係ないな、と思っていたり、受け入れられなかったようなことも、だんだんと受け入れられるようになりましたし、自分のとらえ方次第でなんとでも変えられるんだ、と思うようになりました。いい意味で考え方が以前よりもラフになりましたね。
あと、普段の学生生活では出会う機会の少ない、不登校や野宿者の方などのお話を聞いたりして、本当にいろんな生き方があることも実感しました。自分自身の人生にも、実は多くの選択肢があるのだということを気付かされました。

(よっすぃ~)本当に何事もとらえ方次第ですよね。たとえ不得意なことや関心のないことでも、考え方次第ではその裏返しで良いものに変えていくこともできると思いますしね。

Q8.ボランティアの本質って何だと思いますか?

(松居さん)V-MATEとしてパンフレットなどの冊子を作っているときにも感じるのですが、自分たちの中でのボランティアへの捉え方も少しずつですが変化していて、先ほどお話した、人との繋がりのことなんかにしても、1つ1つを追求していけば終わりがなくて。
ボランティアの魅力は、変化するからこそ、いつまでもその変化を追求し続けらるところにあるんだと思います。「自分がやれば何か変わるかもしれない」「自分がきっかけになれるんだ」ということを人に知ってもらうためにも、それをどうすればうまく相手に伝えられるだろう?と考えたり。
例えば人生の楽しみ方がわからないという人に、ボランティアという非日常を体験してもらうことでいろいろ考えるきっかけを作れればいいなと思っていますが、そのためにもまずは自分たちのしていることを人に語れることが大切だなと感じていますね。そうやって、とことん追求するからこそ、新しい発見も出てくるんだろうと思います。

(よっすぃ~)自分たちの活動の魅力を追求し続けていくことで、今まで見えていなかったものも見えてきますよね。

Q9.V-MATEとして、これだけはほかの団体に負けないという部分を教えてください!

(松居さん)強いて言うなら、あまりそういうことを考えていないことですかね。人と比べたりせず、自分たちが好きなことをやって楽しんだらいいんじゃないか、っていう考え方が自分たちの団体のウリだと思っています。社会に出たら、どうしても人と比べなきゃいけないことも出てくるような気がしますし。。。自由な発想を生み出せるよう常にリラックスしておく、そうしながら活動できるところに学生の団体としての魅力があるのではないかと思います。

Q10.最後に、これから団体としてやっていきたいことを教えてください☆

(松居さん)大学ボランティアセンターは全国に100ヵ所以上ありますが、そのうち、国公立大には2、3しかないんです。大阪にある大学にもボランティアセンターは2つしかありませんし。個人的には、自分が在学している間に府大にもボランティアセンターを設けられればいいな、と思っています。やはり大学から公認されている方が、学生のための相談窓口のようなシステムも常設できますし、これから実績を作って、ボランティアのきっかけを欲している学生さんがどれくらいいるかを大学に伝えていければいいな、と思っています。

(よっすぃ~)では、学生自治会さんのような学生団体という枠組みを目指す形になるのでしょうか?

(松居さん)そこはまだ模索中なのですが、大学や教授、地域の方も巻き込んだものにしたいという気持ちもあって、それに向けてどうしていこうか試行錯誤しているところですね。でも、日々乗り越えなければならないこともたくさんあるので、焦らず、無理をせずに楽しみながら1つ1つ乗り越えていきたいな、と。とりあえず近い将来ですと、今年7月に行う夏ボラ2009をうまく成功させて、大学から認めてもらいたいですね。

⇒ちょうど先日、夏ボラが開催されましたね^^



~編集後記~
インタビュー中、団体として私たち府大ナビと共通する部分も多々見られ、とても考えさせられる中身の濃いお話が聞けてよかったです♪V-MATEさん、ありがとうございました☆

☆お知らせ☆
11月より大阪府立大学ボランティアセンター「V-station」が設立されました。中百舌 鳥門にも看板が立てられていましたね♪
「学生ステーション V-MATE」は、府大ボラセンの設立を目標とした任意の学生団体で した。
これからは「V-station」として、やはり学生のスタッフが中心となり、学校公認であ る府大ボラセンを運営していきます。 ボラセンでボランティア登録した人たちを今後「V-mate」と呼び、ボランティアをする 仲間の輪を広げたいという活動初期からのメッセージはここに続いていくことになりま す。


         ~大阪府立大学ボランティアセンター V-station~
『受付窓口』学生センター(A3棟)1F 学生サポートグループ
『予約制』窓口にて面談の予約をすると、後日学生スタッフが対応してくれる。
『登録制』ボランティア活動を希望する者は、保険などに加入しボランティア登録をする。



(文責:なるなる  写真加工:なるなる  HPレイアウト:まっきー)