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『就活インタビュー×宇宙?』
神秘の世界、宇宙…誰もがあこがれ、そこに行きたいと願う人は限りない… ひょっとすると数十年後、「家族で宇宙旅行」なんて夢が叶うかも?

今回は、工学部航空宇宙工学科4回の峰松拓毅さんです! 関西で始めて宇宙について語れる場、KSE(Kansai Space Explorers)の初代代表となり、 より多くの人に宇宙の魅力を感じてもらおうと日々活動されています! そんな峰松さんの熱い思いをご覧下さい!!

Q1.なぜ宇宙に関係する活動をしようと思ったのですか?

経緯について、まず宇宙に興味を持ったって言うか進路に決めたのは高3の夏で、そのときはただ漠然と 「宇宙に行きたい」、「宇宙飛行士になりたい」と思って、宇宙飛行士になれるのは工学かなという気持ちで 航空宇宙工学科に決めました。1回生2回生のときは専門的なことはやってなかったから、ただバイトに明け暮れていた んだけど、転機が訪れたのは3回生の春にJAXA(日本の宇宙機関 http://www.jaxa.jp/)主催で種子島にて行われた 「スペーススクール」に参加して、そこでJAXAの人や同じ参加者の学生と話したりしたときに宇宙開発するためには 技術だけではダメだと感じた。日本の宇宙開発は国の予算を使って行っている。予算を確保するためにはある程度国民の 支持がないといけない。国民の支持があるっていうことは国民の理解がないといけない。これまでの宇宙開発って言うのは あまり積極的に広報をしてこなかったのね、だから宇宙開発の意義が国民に浸透していない。じゃあ国がやらないん だったら自分たちがしていけばいいっていうのが最初の発想で、宇宙開発に学生の立場で貢献できることをやろうって ことで活動を始めました。

いつから宇宙が好きになりましたか?

本格的に宇宙に興味を持ったというか進路にしたのは高3だけど、宇宙について興味をもったって言うのは小学校のときに ボイジャーっていう米国の惑星探索機から送られてきた宇宙の写真とか見て「わ、スゴイな」って思ったのが最初かな。 俺が小学校4年生のときに毛利衛さんが宇宙に行って、でその時に宇宙授業って言うのをやっててそのことをかなり鮮明に 記憶してる。で興味はあったけどその頃の将来の夢は「プロ野球選手」って書いてた(笑)。

インタビュアー(以下イ)両方でっかい夢ですね!!

高3までは医学部志望で大学を名前でしか選んでいなくて、無理だとわかって工学部志望に変えたけど物理が相当苦手で 友達とかからはすごい反対された。けど、それでも自分の行きたい道だからっていうので現在の進路を決めました。

3、KSEのメンバーはどのような目的で活動していますか?

最初のKSEの目的は関西で宇宙について語れる場を作ろうっていうので、ただ漠然と宇宙が好きだとか、星に興味ある とか、子供たちに教えることが好きな人が集まっていた。ある程度活動が定着してからは,『宇宙を身近に感じてもらう』 ことを目的に,宇宙授業や模擬衛星の製作,宇宙政策についての勉強会などを行っています。

4、主な活動内容  5、主な活動拠点

最初の目的に広報活動をあげていたから、一番直結するのは子供たちや一般の人たちに自分たちから宇宙のことを伝える ことだと思ったんだよね。だから活動の主軸は宇宙についての広報活動をする宇宙授業だね。

イ) 子供たちに教える授業内容はどのようなものですか?

子供たちに教える授業内容は良くやられていることだけど「水ロケット教室」を以前やりました。他には宇宙にこだわり すぎるとネタって限られてくるから、宇宙に間接的に関係あること、例えば真空とか無重力に関する実験をやるとか そういうことやってる。黒板に書いてやることはない。活動の拠点が東大阪で、JAXA関西とSOHLA(東大阪衛星開発協同組合) の拠点となっているクリエイションコア東大阪という施設が東大阪にあって、そこの前の団地にモチベーションの高い子供 たちが集まってて、その子供たちに昨年度まで月1回のペースで過去2年間宇宙授業をやっていた。今年度に入ってからは 4月に一回8月に二回、11月に二回小学校や関西国際空港などでやりました。自分たちで模擬衛星を作ってフランス 行って飛ばしたこともある。見事に空中分解したけど(笑)後はアメリカに2回行きました。

⇒すごい!文系の私たちには考えられない世界です…。

6、では文系学部の人は主にどのような活動をしているのですか?

文系の人はこの衛星作りには参加してなくて、さっきの宇宙授業とか、宇宙政策勉強会、宇宙法勉強会とかに 参加しています。

7、分からないことを調べるときなど、主にどんなメディアを使っていますか?

『宇宙年鑑2006』や『宇宙戦略』これ慶応の先生が書いてるやつ。他には、『国産ロケットはなぜ堕ちるのか』とかの 松浦晋也さんっていう結構有名な作家さんがいるんだけど、その人の本とか結構読んでる。これからの日本の宇宙政策が どういう風に進んでいくのかスゴイ興味持ってる。インターネットサイトだと、JAXAのHPとか Technobahnっていう世界の宇宙関係の情報が流れてるのとか 良く見てる。

8、KSEに入る人にはどのような意気込みを持っていてもらいたいですか?

それはもう宇宙が好きであれば。一緒に宇宙についての知識を深めていきましょうとか話しましょうという団体だから、 それほどハードルは高くないと思う。

9、これから団体として取り組みたいことがあれば教えてください。

個人的には卒業していく身だけど、これから後輩たちには欲を言えば全部引き継いでほしい。今までほんとにたくさんの 事をしてきたから。けれどとにかくKSEという活動の基盤は続いていって欲しい!!

10、これまでの自慢の実績を教えてください!

ロケットコンテストって言うのが種子島であって、それのC型エンジン部門で優勝したくらいかな。優勝賞金とかは なかったけど打ち上げた順番が最初で凄い記録出しちゃったからすごいビックリされた(笑)あとは,2006年10月 には米国で宇宙開発を行っている民間企業が出展しているX PRIZE CUPの見学ツアーに行ったりNASAに行ったりした。

11、就職活動ではどのような業種にいかれましたか?

就活では宇宙業界に絞りました(笑)KSEなどの活動をしていくうちにどのような会社に行けば自分のやりたいことが できるのか見えていたから、その意味では割と楽だったよ。就職も宇宙関係で決まりました。将来性がすごくあるから 楽しめると思うよ。

イ 就活ではどのような学生に出会いましたか?

宇宙好きの学生だね。宇宙についていろんな情報持っている学生とか。就活は東京近辺に絞ってやったけど,東京だと 関西と比べて情報量が本当にすごいからすごい刺激になったよ。そういう友達と情報交換したりしてた。

イ 就活を始めたのは?その会社で何をしたいですか?

3回の3月。けど技術系の職種だと院に行かないと難しい。会社に入ってからは宇宙に対する難しいとかって言う考えの 敷居を下げたい。例えば、宇宙旅行だってもうすぐ行けるんだよとか宇宙飛行士じゃなくても宇宙に行けるんだよっていう のはこっちが発信していかないといけない。今は1000万円払わないと宇宙には行けないけど、ある学者は100万円で 宇宙に行けるような時代は来るって言ってた。

12、好きな銀河、星

あ~、それはあんま、ない(笑)工学系に興味があったから。けど宇宙に行って地球を見たい。

13、宇宙の魅力を教えてください!!

無限大の可能性だよね。何でもできるからこそ、じゃあ何をしていくか考えなければいけない。現状で宇宙開発の市場って 言うのはほとんどないから開拓していかないといけない。まずは市場が今の時点でどういったことを求めているのか 把握してどういうビジネスをすれば成功するのか、まずは前例を作らないといけない。日本ではまず前例がないから前例を 作ってそこからどんどんステップアップしていくことが必要だと思う。

14、最後に

宇宙に関する敷居が高いって行ったけど、今高校生が進路にするときの情報がないので UNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム) を通して進路選択の資料を作っている。今やってることを広報したい。

終始笑顔でのインタビューでしたが、その語りから峰松さんの宇宙に対する熱い気持ちがひしひしと伝わってきて、 知らず手に汗を握っていました。リュックには私たちに見せるための資料や雑誌が詰まってとても重そうでしたが、 リュックの中にはきっと他にもっと大きな未来につながる何かが入っていたように思います!!

STSJ(宇宙旅行関係)
http://www.sts-j.com/
宙の会(政策・法関係)
http://homepage.mac.com/godai_space/
UNSEC研究室紹介プロジェクト(峰松さんが行っているプロジェクト)
http://www.unisec.jp/unison/introlab.html
有人ロケット研究会(個人的に所属している組織。日本独自の有人輸送機関(日本版スペースシャトル)を作ることを目標にしている)
http://www.manned-rocket.jp/

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