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≪院生にインタビュー≫ 橋爪さん
今回の就活インタビューは学部生の先輩ではなく、院生の方にお話を伺いました! 院での就活ってどうなるの?今必要なことって?そんな気になる情報をナビスタッフが取材☆橋爪さんにきちゃいましょう!!

府大ナビ: 学科、そして何の研究をされていますか?

橋爪さん:工学研究科の知能情報工学科というところです。学科全体としてはやっぱり情報工ということでパソコンを使っていろいろするっていうのが基本的な路線なんですが、 僕はネットプロフィッターの異常検出ていうのをやってます。どいうのかというと、ネットワーク越しに泥棒とか悪さしようとする人が来たときにがんばって捕まえる手法を 考えましょうというものです。まぁ、そんな簡単にうまくいかないから研究がされているんだけどね。

どうして院に進もう思ったのですか?就活しようとは思いませんでしたか?

『7割ぐらいが進学。』

学部時代のときには考えたんだけどね、就活のこと。そのときに色々先輩とか社員の方にお話を聞くんだけど、どうしても学部生と院生の違いを明らかにされちゃって、院へ。 周りの人たちは割合的に言ったら7割ぐらいが進学。学部時代で就職決めてしまう理由は色々あると思うんだけどね。院に行かなくてもやりたいことが出来るんだったら学部でも いいんだけど。例えば、一言に『研究所』っていわれるところだと、基本的には博士号が一番優先されて次に修士号が優先されて、最後に学部があるって言う感じだから、 相当学部の中でも実力がないと研究所には入れないっていう。

院に行く主なメリットってなんですか?

一番強いメリットは、面接のときに『自分の研究してきたことを話してください』って言われてもはっきり話せることかな。4回生の頭では話せないことでも、 M2(院生2回)の頭なら話せる。皆最低限卒論の話は出来るからね。

ではデメリットは?

それは老いてるってことかな(笑)若いです!とは言えないよね。企業によっては人件費を削減したいっていう所もあるから、院生はお金がかかるからいらないって。 初任給がそもそも数万違ってきちゃうから。その時点で院はいらないですって。うちの企業はどんな人でも入ってきてもらって、入った後で教育するからって。 もともと身に付けた知識なんて要らないって言う会社もあるから。人件費を安い学部生を雇って2年分長く働いてくれることが企業にとってメリットなのかな。

院での楽しみってなんですか?

研究室かな。困難な壁を共に戦った友みたいな(笑)ある程度閉鎖化された空間で何人かいて、苦しいときも夜も朝もしゃべったり研究したりできるから、 一人でやるよりはだいぶましだと思う。

次は就活の質問に移りますね。いつから就活し始めましたか?

1月の終わりくらいにリクナビとかからWEBでエントリーを出した。どこかの企業のエントリーシートの第1回締め切り日が『2月1日まで』っていうのをみて、 そこで自分の中で焦っていろいろエントリーをいっぱい出した。

府大は院生に対しての就活支援どんなことをしてくれますか?

学部生に対しての説明会も行ったり。学科によって違うと思うんだけど。リクルーターってわかるかな?会社に行っている人が自分の卒業した大学に来て、 『いい学生いないですか?』という活動をしてる人のこと。そういう人たちが大きな企業だとどこも活動してくる2月のあたまぐらいから。 例えば日立の人とかがうちの就職担当のところにメールして、『情報工学科に対する日立の説明会をやります、是非学生さんを紹介してください』っていう、それは説明会だけだから。 そこで取り次ぎ役となる学生を一人おいて、いつどこでやるかという情報を学校内に流す。そいうのが結構ある。

では、リクルーターが院生にとって特有なのですね?

そうだね、やっぱりいろんな話が聞けるからね。4回生のときに研究室に入って、M2の先輩が卒業すると1つ上にあがるでしょ?そうするとその人が社会人1年目の終わりごろに、 M1の終わりごろになってる人のリクルーターが出来るわけ。だから研究室の卒業生だし、むしろその人を知ってるっていうね。だから深い話が出来るよねっていう。

就活を終えての率直な感想は?

『おもしろかった。』

今年は圧力が少なかったんだよね。院生は先生からの圧力かかるんだよ。いつまで研究を疎かにしてるつもりだ!っていうね(笑)。だから推薦制度っていうのがあるんだけどね。 それがあればある程度さっさと決まっちゃうから。俺の場合圧力かかる時期が4月半ばくらいだったから結構ゆったりめだったかな。だって、就活最中の1月2月に ばんばん圧力かかるところもあるからね。だから圧力がなかった分、ある程度就活がやりやすかった。それなりにうまくいったから楽しかったのかも。

一回も大きな壁にぶつかって挫折を感じたことはなかったですか?

忙しいんだよ就活って。1日だけであっちの最終面接、こっちの1次面接、こっちのエントリーシート書いてってやんなきゃいけないから。『落ちた』っていう通知がきても 『いやいや、他の企業まだ面接行かなきゃいけないから』っていう具合にそんなにへこんでる暇もないかな。俺のことになっちゃうんだけど一応第一志望、次に第二志望群が たくさんあって。第二志望群がかなり受かってたから、第一志望が落ちても仕方ないのかな~って。やりたいことを大きい枠で捕らえてたからかな。 ほんとに1点しかやりたいことがないっていう人には企業選びが難しいだろうけど。俺はそれなりの広さがあったから。いうほど無理なく。

将来の夢は?

俺が最後で悩んだ2つの企業があるんだけど、その2つの大手企業の片方はごくごく一般的な情報工から行くところなのね。標準労働時間でいえば、A社は10時間程度働けばいいって 感じで。B社は標準で16時間くらい働けばいいっていう会社だったのね。16時間も働けないでしょ?(笑)でも、1.6倍の労働時間だから給料も1.6倍かと思いきや A社よりもB社のほうが2倍くらい給料がいいわけ。さぁ、どうするっていう(笑)。お金持ちになりたかったら確かに道はたくさんあるんだけど、最初に体が壊れるか、 そもそもお金が貯まってもそういういう遊ぶ時間がないかっていうことになっちゃうんだろうなぁって。選べるんだよ色々。

後輩にメッセージをどうぞっ!

『耐え忍ぶ力。アピールする力。』

今学部生で、院に進むことを考えてるんだったら『耐え忍ぶ力』をつけろかな。とりあえずそこがないとずっとうまくいかないよね。後は、府大生は『アピールする力』が弱いよね、 面接で。色々やってきたことがあるのに、うまく表現できてないから、伝わらないっていう。どんだけ研究だけできても、就活はうまくいかないよ。

『アピールする力』が強かったといえる大学はありましたか?

どこの大学が強かったかって言うのはないんだけど。やっぱり、帰国子女は強い!面接で圧倒されるよね。腹立つくらいに(笑)『アピールする力』はほんと大事! 特に工学部の人はそれが弱いんだよね。学部生はいろんなことしておくべきなんだろうね。傍から見たらたいしたことないことでも、言い方を変えるとものすごい アピール力になるから。例えば、『アルバイト何してましたか?』っていうのは聞かれる。やってきたことが大事じゃなくて、そこで何を得たか、何を学んできたかって言うことを 聞かれた。何かやってないと何もいえないから。

お忙しいところ、ありがとうございました !!院について知識があまりなかったナビスタッフに丁寧に解説して下さった橋爪さん。『アピールする力が大事』。 この言葉はナビスタッフにも響きました☆院を目指している皆さんにとって少しでも参考になったのなら幸いです。(文責:佐野)

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